読書感想

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【すぐ死ぬんだから】内館牧子を、読んだ感想!(最終章)

ハナは、薫にたいしても岩太郎にたいしてもムカつく気持ちしかありませんでしたが、不思議と二人の親子の絆を認められるようになっていきました。ハナは、残りの人生を模索するようになってきます。
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【すぐ死ぬんだから】内館牧子を、読んだ感想!(後編ー①)

小説世界の主人公ですが、日ごろの自分に喝(かつ)を入れセルフネグネット(自分で自分を放棄する)流されない生き方は圧巻です。
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【すぐしぬんだから】内館牧子を、読んだ感想!(中編)

人は見た目が一番。若さを磨け、老化に磨きをかけてどうする、人は中身っていうやつほど中身がない、忍ハナさんは、的確すぎて凄すぎです。許される範囲で、自分磨きをやることは生きる気力につながると思います。
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【すぐ死ぬんだから】内館牧子を、読んだ感想!

七十八歳のハナは岩造と東京の麻布で営んでいた酒店を息子雪男に譲り、近所で隠居生活をしています。年を取ることは退化であり、人間六十代以上になったら実年齢に見られない努力をするべきだ、という信条を持つハナは若さを保っています。岩造は「ハナと結婚してよかった」が口癖の穏やかな男です。雪男の妻由美には不満はありますが、娘の苺や孫の雅彦やいづみにも囲まれて幸せな余生を過ごしているハナでした。ある日、岩造が倒れたところから、思わぬ人生の変転が待ち受けていました。
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【コロポックル】(北海道)ふるさとの昔ばなし

コロポックルとは小人の神さまのことです。人なっこくって、人間に喜んでもらうことが大好きなコロポックルは、一枚のふきの葉の下に何人も隠れているといいます。おしゃべり好きな小人です。しかし、どんなに愛嬌があって可愛らしい小人でも、神さまであるこ...
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【琵琶湖のはじまり】(滋賀県)ふるさとの昔の話

【琵琶湖のはじまり】は、人間の悪事に怒った神が大地に大穴を開け、それが琵琶湖になったというお話です。【琵琶湖のはじまり】(滋賀県)《あらすじ》昔昔、日本が出来た頃のお話です。近江は大変緑の豊かなところで、人々は山に囲まれて暮らしていました。...
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【しろばんば】井上靖を、読んだ感想!

《わたしの 読書感想》井上靖の自伝的小説【しろばんば】は、大正時代初期の頃の伊豆の湯ヶ島の三村が舞台です。小学校低学年の少年(洪作)が主人公です。湯ヶ島の三村の中で、洪作は濃厚でかつ温かく複雑な人間関係に包まれながらゆっくりゆっくりと、成長...
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【コラムニストになりたかった】中野翠を、読んだ感想!

【コラムニストになりたかった】この本は、中野翠さんがコラムニストになりたかったかが分かる内容の本です。各、時事ごとに載せてありますので時代背景を振り返りながら読めます。私は、この本を読み感じたことは中野翠さんは余り周りを気にせず自分のペ-ス...
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【黒ねこの王子カーボネル】バーバラ・スレイを読んだ感想!

平凡な、日々の毎日を過ごしているわたし。【黒ねこの王子カーボネル】を大人になって再度読みますと、子どもに戻ったようなファンタジ-の世界に引き込まれます。《わたしの 感想》十歳の女の子ロージ-は、夏休みなのに遊びの予定がありません。貧しいロー...
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【あ・うん】向田邦子を読んだ感想!

【あ・うん】を読んで、読む環境と言うか、そのときの年齢によっても感じ方は大分違ってくるものだといました。【あ・うん】は、神社に並ぶ こま犬(阿・吽)男二人に見立てたことです。大人の密かに思いをよせる恋と、友情、そして人間模様を描いた物語です...