ふるさとの昔話

貧乏神が家に住みついて困った主人公。人間には人間の持つている適応力、逆境に立ち向かう精神力があります。昔話の発想は、人それぞれの解釈によって違ってくるものだと思います。

命の価値や、知恵の力について考えさせられる興味深い物語です。

猿島（さるしま）の物語は不思議な話であもり妖怪のようです。昔は、天変地異（天変と地震）など空や地上に起こる異変を、大蛇や法螺貝の化身に求めたのかも知れません。《　あらすじ　》昔、木更津（きさらづ）の中州（なかす）に途方もなく大きな法螺貝（ほ...

日本では、誰にでも知られている伝統的な昔話です。

金持ちの主人が正月に見た良い夢を、買うと言います。ところが奉公人の小僧は夢の話しをしません。初夢を、他人に話してはいけない由来が楽しく書かれています。

この物語は、長吉という人物がどんなに急いでも失敗してしまうというユーモラスな長吉に関するお話が中心です。

【弓の名人と化け物】は化け物退治のお話です。

【久米の仙人】は、有名な近畿の伝説で奈良県の民話として有名です。

鬼の中には【鬼も内】のように、毎年毎年、恩返しをしている赤鬼もいたというお話です。

神さまから授かったヘラで尻を撫でると音が鳴り出し、その音を止めると長者になるというおおらかな笑い話です。