
~【葉っぱのフレディ-いのちの旅-】は、アメリカの哲学者レオ・パスカ-リア博士
が、その生涯に書いた、たった一冊の絵本です。~
~【葉っぱのフレディ-いのちの旅-】は、絵本という表現形態をとり、
死をテ-マに書かれたユニ-クな作品です。~
~日本語訳版は、1985年に発表され、110万部のベストセラ-となっています。~

《内容》
春に生まれた葉っぱのフレディが、
夏、生き生きと暮らし
秋は紅葉し冬に散って、土に還るまでの一生。
「ぼくは生まれてきてよかったのだろうか。」と尋ねるフレディに
兄貴分のダニエルは、「よかったのさ。」と頷きます。
《あらすじ》
葉っぱのフレディは、大きな木の太い枝に、
今年の春生まれたばかりです。
数えきれないほどの葉っぱに取り囲まれていました。

フレディは、葉っぱは、皆同じと思っていましたが
ひとつひとつが違うことに気が付きました。
でも、夏には、大きく成長したくさんの葉っぱに囲まれて幸せでした。
となりのアルフレッド・右側のベン・すぐ上のクレア・親友のダニエル。
親友のダニエルからは、いろいろなことを教わりました。
みんなとは、一諸によく遊びよく働きました。

夏には、人間が休める木かげを作ったり
秋には見事な紅葉になり、楽しい夏と秋が過ぎました。
そして冬がやってくると、今まで一諸に遊んでくれた風が
葉っぱ達におそいかかってきました。
葉っぱ達は次々に散っていきました。
親友ダニエルは「引っ越しするときがきたんだ。」といいました。
フレディは、死ぬことは怖いと思いました。
親友ダニエルが、
「いつかは死ぬさ。でも、《いのち》は永遠に生きているのだよ。」
フレンデは親友ダニエルに、
「ねぇダニエル。ぼくは生まれてきてよかったのだろうか。」

そして、フレデイが、最後の葉っぱになりました。
迎えにきた風にのって、空中にしばらく舞って、
静かに雪の上に落ちていきました、。

《私の感想》
~とても、深く考えさせられました。
同じ葉っぱでも、一つとして同じ葉っぱでない、と言うことを知ったフレデイ。
フレデイは、葉っぱでの使命を果たし、枯れ葉となって散ってしまいます。
枯れ葉達は、冬から春になって
雪が解け水にまじり木を育てる力となります。
人間も、同じです。
《いのち》 その 《いのち》は、永遠に生き続けると思います。
目には見えない・形もない
でも、常に変化をし生き続けていると思います。
【葉っぱのフレディ-いのちの旅-】
私は、葉っぱ(フレディ)が
愛おしくってたまらない気持ちになりました。~
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