
心の扉を、開けてみて
読んで、感じて、考えよう。
世界は、不思議なことだらけ。
毎日感じる色々な気持ち。
これはすべて、「心」から生まれています。
「心」っていったい何でしょう?

夏の太陽のように、パッと明るい気分でいるときは、
ご飯が美味しく感じられたり、
テレビ番組がいつもより面白く見えたり、

逆に、嫌なことがあってプンプンしているときは、
光の当たらない押し入れの中のように、
心も暗くなり、
ご飯も美味しくなくなってしまいます。
心はとっても不思議なもの。
同じことをしていても、
心にどれだけ光がさしているかによって、
気持ちが大きくかわってくるのです。
心の秘密
☆人の心が見える方法
一つだけあります。
嘘(うそ)をついたら直ぐに
「嘘をつくのはやめなさい」と言われたり、
悩んでいるときに
「何かあったら話してみて」と言われたりするなど、
心を見ないと言えないような言葉を、誰かにかけられた
ことはありませんか?
これは、あなたのことをずっと、大切に見守ってきた
人たちだからこそ出来る、心を見る方法です。

長い間、大事に同じ人を見続けることで、
まるで特別なメガネを、手に入れたように、
その人の心が見えてきます。
これが、誰にでも出来る、たった一つの心を見る方法なのです。
ちょっと時間はかかります。
本当に大事な人が出来たら、その人の心が見えるはずです。
☆笑うと、幸せになれるの?
なれます。
笑うと、自分だけでなく、まわりの人も
楽しい気持ちになります。
そうすると、自分もさらに楽しく、幸せな
気持ちになれます。
だから、毎日、身のまわりにある楽しいことを
出来るだけたくさん見つけて、笑ってすごし、
人を笑わせることが出来れば、もっと幸せになれます。

「楽しい」が「つらい」をはねかえす!
毎日「楽しい」にかこまれて暮らしていると、
心は楽しいが当たり前になってきます。
すると、つらいことがあっても、
直ぐに、また楽しいことが見つかり、
立ち直って前に進めるようになります。
《私の感想》
大人になっても
たまに読み返すたびに気持があふれだします。
「心」とは捉えどころがないですが
気持ち、思い、願い、感情などさまざまな言葉に
置き換えられます。
「心」は体中が「心」で、出来ているかも知れません。


村山哲哉(むらやまてつや)
コメント